いたずら文学紀貫之子が認めまする

つらつらと書きづつけます

遺伝子組み換えされた蚊が野に放たれた……。狼の絶滅でエゾシカが激増したような災害が懸念されます。

皆様がなさるブログというものを青年である私もやってみようと言うので、します。

伝染病は蚊が媒介

伝染病は蚊が媒介

非常にショッキングなニュースが飛び込んでまいりました。

www.gizmodo.jp

遺伝子組み換えされた蚊がフロリダ諸島の3つの島で放たれました。

正確には卵が設置されるのですが、1週間程度で羽化します。

その蚊は全てオスで、メスと交尾をすると卵を産む前に死ぬメスとなる様に設計されたもの。

ただしそれって過去にはブラジルで失敗したようで。

gigazine.net

死ぬかと思われていた蚊は実際には一定数の子孫が誕生していた模様。

さらには従来の蚊よりも強い抵抗力を持つリスクすらあるとのこと。

却って蚊が増えると言った弊害が起きないことを祈るばかりです。

そもそも前述のフロリダの件、現地住民には充分な説明がなされる前に実行されたようです。

たまったものではありませんね。

目的は?

なぜ蚊を駆除する必要があるのか?

それは現在人類を殺している生き物のワーストワンが蚊だからです。

https://www.thesun.co.uk/tech/10450075/worlds-deadliest-animals-ranked/

上記のサイトによりますと、1年間に人を殺すワーストは、

  1. 蚊 750,000人
  2. 人間 440,000人
  3. 蛇 100,000人
  4. 犬 35,000人
  5. 淡水カタツムリ 20,000人

だそうです。

人間が人間を年間に44万人も殺害している事実もまた嫌なものですが、蚊については伝染病が挙げられます。

マラリア、デング熱、黄熱病などを媒介するので桁外れに人を死に追いやるのですね。

さらに人間の血を吸うのは産卵前のメス。

したがって、今回のプロジェクトが企画されたのです。

成功すれば年間75万人の犠牲者を救えるという、高邁な目標が掲げらているわけです。

前述の失敗例もありますが、仮に蚊が絶滅したとしましょう。

そうすると生態系に異変が起こる懸念があります。

狼の絶滅

過去にはこんな例があります。

エゾオオカミ(イメージ)

エゾオオカミ(イメージ)

北海道ではエゾオオカミが生息していました。

ところが1877年に開拓使によって賞金がかけられ駆除が始まると、様々な要因からエゾオオカミは絶滅していまいました。

その結果何が起きているかご存知でしょうか?

www.pref.hokkaido.lg.jp

こちらの北海道の報告に寄ると、

農林業被害では、全体の8割がエゾシカによるものであり、国の交付金等を活用し捕獲活動や侵入防止柵の整備など総合的な対策により、被害金額は、平成23年度の64億円をピークに年々減少し、現在は4割程度減少しているが、令和元年度は30年度に比べやや減少の38億円となった。

現在は減少傾向にありますが、一時は年間64億円もの農業被害があったのです。

エゾシカ激増による食害

エゾシカ激増による食害

つまり天敵であるエゾオオカミがいなくなったのでエゾシカが増えすぎて、農作物のエゾシカに寄る食害が起きているのです。

猟銃を持つハンターに寄る駆除なども行われていますが解決には至らず、狼を再び野に放そうと言う計画すらあるほどです。

まとめ

生態系というものは人間が思うより複雑な体系をしています。

良かれと思って駆除した狼を再び呼び戻そうという声すら湧き上がるのですから、蚊が絶滅したら予想外の被害が生じ、結局また蚊を野に放つと言う羽目にならなければよいのですが。

もう既に計画は実行に移されてしまったようなので、見守るしか無いのかも知れません。

その結果が判明するのはエゾオオカミのときと同様、100年ほど経過してからなのかも知れませぬ。

計画を実行した人は既に世にはおらず、子や孫の世代が尻拭いをすることになりそうです。

このエントリはこの辺にてけりを付けとうござりまする。