いたずら文学紀貫之子が認めまする

つらつらと書きづつけます

植物のような動物【ウミシダ】生きた化石として温暖化さえものともしない凄いやつがいます。

皆様がなさるブログというものを青年である私もやってみようと言うので、します。

世の中には不思議な生き物と言うものがおりまして。

通常は植物・動物と分類され、動物でも昆虫・爬虫類・魚類・鳥類・人類・エヴァンゲリオン・使徒……と分けられます。

ところが植物みたいな見かけの動物と言う、しかも生きた化石とも呼ばれる非常に興味深い生き物が海中に棲んでいると言うではないですか。

もし戦国時代の名武将が生き永らえていたら、こんな会話が繰り広げられたのではと妄想してしまうのでございます。 

ねえねえヤスぅ?

なあにノブ?

ウミシダって知ってる?

何それ?

生きた化石で見かけが植物なのに動物って奴だよ。

どんなの?

こんなやつだよ。

ん? 何これ? ヒデも見てごらん!

おおー。ウミシダか。凄いね。

え? 知ってたの?

うむ。こいつは見た感じシダ植物っぽいけど植物ではなくヒトデと同じ棘皮動物(きょくひどうぶつ)。だから腕は切られても再生するんだと。

マジー? すげー!

研究者によると中背板(中央にある円盤)さえ無事なら、どこを切られても元どおりの大きさに戻れるそうだよ。

何と!

「生きた化石」と呼ばれるのも2億年前から生息しているとされるからだね。

そうなんだ。

世界に広く分布していて日本でも地域によっては見られるよ。

どうやって増えるの?

いわゆる雄と雌がいて体外受精だね。腕から細い枝が両側に出て、これを羽枝(うし)と言うんだけど、羽枝の表面から放卵と放精する。これがね、年間の特定の日の特定の時刻に行われるそうだよ。

決まってるんだ。

試しに腕を切はなして水槽に入れておいても、同じ日時に放卵放精するみたいだよ。

それは面白いね。

動画では泳いでるけどホントはあんまり動かないで岩やサンゴにしがみついて、腕を広げてデトリタス(生物由来の物質の破片や生物・微生物の死骸)を食料にしてる。長生きの秘訣だね。

ん? 2億年前から生息しているとは言っても、個体が2億年も生きてるわけじゃないしょ?

でも「どこを切られても元どおりの大きさに戻れる」から、不死身なんじゃないかって考える研究者もいるよ。

なるほどね。

さらに温暖化をも乗り越えて行けそうなんだよ。水温を2℃上げる実験をしたら、腕の再生スピードが速くなった。その一方でウミシダの幼生を食べる生物にとって温暖化は打撃だからね。

温暖化はウミシダにとって有利に働くんだ!

まあ、2億年前から生息しているならね。今温暖化って叫ばれてるけど地球って10万年単位で気温上下サイクルしてるから。

JAMSTECのサイトより

JAMSTECのサイトより

で、これは海面上昇を表したグラフだけど、気温の変化で地球上の氷が融けたり凍ったりで海面が上昇したり下降したりするんだわ。

うむ。2億年の間に何度も気温の上昇下降を乗り越えてきているはず。

ウミシダが天下取るってこと?

そうかもねー。

まとめ

そんな感じで、温暖化でも無関係に生き延びる生物は居ることでしょう。

でもどうやら現在の温暖化のスピードは今までの10倍ほど速いようでございます。

急激な変化がどの様な影響を生物に与えるか分かりませぬ。

どうしたら温暖化のスピードを緩めることが出来るか。

考えることも大事なことかも知れません。

このエントリはこの辺にてけりを付けとうござりまする。