いたずら文学紀貫之子が認めまする

つらつらと書きづつけます

家畜は人間に利用されたり食べられるためだけに生きてるけど種の保存は保障されてる

皆様がなさるブログというものを青年である私もやってみようと言うので、します。

今回のテーマは動物と人間の共存関係について。

毎日私達は卵や乳製品や肉を食べています。

つまり誰かが手を汚して家畜を食べ物に昇華させている……。

その事でございます。

食肉用鶏や豚、肉牛は人類に食べられるために命を紡いでいる……いや、生かされている現実があります。

凄く重たい話ですね。

残酷ではありますが、それは自然界にもままあることなのです。 

toyokeizai.net

この記事で触れられているのが、アリノスササラダニ。

彼らの身を守ってくれる見返りとしてカドフシアリに食料難が訪れたときに自らが食料になることを容認した状態。

これはまさに外敵から守られ、餌を与えられ、すくすくと何不自由なく育つこように飼育されつつも、結局は食べられると言う人間が家畜にしていることと全く同様の状態です。

種の保存と言いますか、家畜は絶滅するという最悪の事態を避けることは可能になりましたが、天寿を全うするかなり前に食べられてしまうという不遇な存在を否応なしに受け入れざるを得なくなった存在です。

家畜によっては食べられる事がなくとも、過酷な負担を強いられる毎日が繰り返されていることは忘れてはならないでしょう。

日本では鶏卵を産む鶏は、悪名高いバタリーケージと呼ばれる金網で効率化のみを最優先された、自由を著しく損なわれる劣悪な環境で飼育されています。

春桜咲く - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=84195775による

春桜咲く - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=84195775による

これは欧米では禁じられた飼育方法。

アニマル・ウェルフェアと呼ばれる家畜への福祉を提唱したもので、1920年頃英国から発祥したと言われています。

これが先進諸外国では根付いており、ゲージフリーと言われ、ゲージを使わず放牧のように平飼いするのが主流です。

勿論その飼育方法だと量産出来ないため、否応なしに小売価格が上がります。

一般消費者も認識を改める時期に差し掛かっています。

卵に安さだけを求めると、ゲージフリーどころではありませぬ。

あまり知られていないのですが、豚って野生のイノシシを人間が家畜化したものなのです。

道理で鼻が似ているはずですね。

ブタが豚舎等から逃げ出し野生化すると、全身に剛毛が生え、牙が伸び、先祖返りしてイノシシ化することがあるそうです。(Wikipediaより)

そう言う情報を聞くと豚ってほぼイノシシですよね。

イノシシは荒々しく猪突猛進を繰り返し、しゃくりと言って牙を突き上げるように攻撃することで有名です。

豚もそのスキルを有しているので油断するとやられます。

現に昔の小規模養豚業者で豚のしゃくり被害に遭い、死亡例もあったそうです。

京浜にけ - 投稿者の撮影, CC 表示-継承 3.0, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2262245による

京浜にけ - 投稿者の撮影, CC 表示-継承 3.0, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2262245による

豚もこの様な劣悪な環境で飼育されます。

価格が安い豚肉を求めると鶏の場合と同等の状態になるのは容易に想像がつきますね。

人間にとって都合がいいようにイノシシから豚に姿を変えられ、天寿を全うする前に殺されてしまう運命を背負ってしまったんですね。

乳牛

アニマル・ウェルフェアを実践して行くことは大切かと思いますが、論点がずれると大変です。

アニマルライツセンターが「酪農家が身動きの取れない牛を一方的に殴る」と言う漫画をTweetして問題になりました。 

news.livedoor.com

通常の酪農家はより良い品質の生乳を得るために、牛の体調管理には神経をすり減らして気を遣っているはずです。

ただ、殴ると言う行為ではなく日常的に上記で触れた、鶏や雌豚の様な扱いは残念ながらしています。

論点はそこです。

コスト最重視の日本では繋つなぎ飼いと言う飼育方法が主流です。

春桜咲く - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=84195848による

春桜咲く - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=84195848による

なおWikipediaによると、

  • 乳牛はいかに多く搾り取るかを最大の課題とされ改良が進められた。
  • そのため一日でも乳牛を搾乳しないまま放置すると、乳房炎という病気になる。
  • 糞尿がついた尻尾が搾乳の中に入ったりすることがあるため、尻尾の切断が行われることもある。

というように乳牛もまた豚と同様、人間にとって最適化された存在です。

日本では乳牛たちにとって過酷なつなぎ飼いがメインですが、諸外国では放し飼いが主流となっています。

ペット

一方でペットとして犬や猫は人間に著しく依存した存在です。

彼らは人間に食べられるどころか可愛がられ、散歩に連れて行ってもらったり、餌を与えてもらい、快適な環境で何不自由なく過ごすことが出来ます。

もちろん捨て犬や捨て猫など、もらわれ手のない動物は殺処分されると言う、前述のペットとはまるで別世界に晒されている存在もあります。

pedge.jp

捨てられる犬猫の中には飼い主が亡くなると言う高齢化社会ニッポンの状態もあると思われます。

若い方でも猫を沢山飼っていた方がガンで命を失ったケースもあります。  

強制除霊師・斎 (1) 怨念旅館 (あなたが体験した怖い話)
 

猫を沢山飼っていた霊能者さん。 

霊能者ですがガンになりました (ぶんか社コミックス)

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  • 作者:小林薫
  • 発売日: 2019/03/07
  • メディア: Kindle版
 

なんともお労しい。

多くの方に惜しまれつつ、ガンで若くして亡くなられたのです。

飼い主のモラルだけでは解決できない要因もことでしょう。

ただ不幸中の幸いなことに、犬猫殺処分数は減少しています。

全国の犬・猫の殺処分数の推移

全国の犬・猫の殺処分数の推移

平成元年度に100万匹を超えていた殺処分数が令和元年度には32,743匹。

これも行政と民間団体の協力が大きく影響していると思われ、関係諸氏の弛まぬ努力の賜物と敬意を評したいと存じます。

まとめ

動物と人間の関係。

極端な菜食主義やヴィーガンを推奨するものではなく、人類は肉を食べたり卵や牛乳を摂取することを筆者は否定いたしません。

ただアニマル・ウェルフェアと言う、家畜に少しでも苦しみから開放して上げる方向に歩むことが出来ることも、人類の英知の素晴らしさだと思います。

このエントリはこの辺にてけりを付けとうござりまする。